筆者は昭和仮面ライダーが誕生した少しだけ後の世代ですが、
従兄弟からもらったライダーカードを大事にしていたり
昭和仮面ライダーシリーズのファンでした。
(特に宮内洋さんのV3は特別かっこいいと思う)
また最近はUULAとAmazonプライムで、
平成仮面ライダーもアギト、クウガからディケイドまでは見ました。
見ながらふと、昭和仮面ライダーの俳優たちの今が気になり、
ちょっと調べていたら、後に凄まじい苦労や事件事故があったので、
仮面ライダーシリーズの俳優のトラブルについてまとめました。
長くなるので、記事を分けます。
今回はライダーマンまでのパート1です。
(仮面ライダーXからストロンガーまでのパート2はこちら↓)
速水亮、岡崎徹、荒木茂、岡田京子~仮面ライダー俳優の事件簿(2)
仮面ライダー1号・本郷猛こと藤岡弘、撮影中に重傷、そして行方不明事件
藤岡弘の事故・負傷
第9話・第10話の撮影中[注 11]に藤岡がオートバイで転倒して全治3 – 6か月の重傷を負い、撮影に参加できなくなったのである[注 12]。このため、未完成分については、本郷の登場シーンなどを前話までの映像から流用した藤岡の姿に声優・納谷六朗(ショッカー首領役の納谷悟朗の弟)によるアフレコ[注 13]を挿入する、仮面ライダーの登場シーンを増やす、新キャラクター・滝和也の活躍を繋ぎ合わせるなどの措置で完成させ、急場を凌いだ[24]。
本郷猛の登場しないシナリオなど大変書きにくかったと思うのですが、実際に
「本郷猛は死んだことにしよう」という脚本家側からの要望もあったそうです。
後続のライダーシリーズのことを考えると、結果的に仮面ライダー1号は生きていて良かったですよね。ライダー全員集合、とか実現できなくなるわけで。
さて藤岡弘が重傷のため復帰までの代役として新たに設定されたのが、2号ライダーです。
仮面ライダー2号 一文字隼人こと佐々木剛の凋落人生
出典 http://image02w.seesaawiki.jp
柔道一直線やお荷物小荷物、
NHK連続テレビ小説(繭子ひとり)出演など、
人気俳優として知名度を上げていた佐々木剛が急遽、
2号ライダー一文字隼人として抜擢されました。
仮面ライダーシリーズで初めて、変身ポーズを
キメるなど、一文字隼人は大人気となります。
・・・しかし
10年後の悲劇!自宅の火災で重度の火傷、俳優生命を失う
当時の妻と泥酔して自宅アパートに帰宅し、ガスストーブをつけっぱなしで寝入ってしまう。その上にバスタオルが落ちて燃え広がり、自宅アパートだけでなく隣家も全焼する大火災となる。この火災で顔を含む全身の7割に及ぶ大火傷を負い、5度に及ぶ皮膚移植手術で一命は取り留めたものの、顔には俳優として致命的な傷跡を負うこととなった。
全身の大やけど、特に顔の火傷と皮膚移植…壮絶すぎますよね。
あまりにも気の毒です。
治療にもお金がかかりますし、仕事は激減。
その後は警備員やチリ紙交換、焼き芋屋など職を転々としたそうです。
離婚、ホームレスも経験。人生どん底の仮面ライダー2号
火傷がたたり、借金を抱え仕事のない生活が続く佐々木剛さん。
30代後半になると、酒やギャンブルに浸るなど生活も荒み、
人生を転落していきます。
その後、離婚やホームレス生活を経験し、酒を飲んで暴れたり、一日中パチンコ屋に入り浸るなど、稼いだ金をその日のうちに使い切るような荒んだ生活を送るようになる。
現在は居酒屋「バッタもん」を経営。本人に会える店として人気
40代半ばより、俳優業に復帰。主に舞台俳優として活動しているとのこと。
また現在は、東京都板橋区に居酒屋「バッタもん」を開業し、
ご自身で料理、接客をしており、本人に会える店、と人気を博している。
筆者は初代仮面ライダー放映当時はまだ生まれておりませんが、
ライダーの変身ポーズは流行りましたよね。
当時の子供達のヒーローが、ホームレスなど
人生のどん底を味わっていたとは知りませんでした。
ちなみに筆者は、Amazonプライムビデオで
再び仮面ライダーシリーズを見ましたが、
佐々木剛さんを見ると中川家の弟を思い出します。
(似てないんだけど)
幼心にカッコ良かったはずのキョーダイン「グランゼル」
佐々木剛さんが演じた役で筆者がファンだったのは、
キョーダインの「グランゼル」です(^^)
キョーダインのハンカチを使っていたのを覚えていますが、
兄のスカイゼルより弟のグランゼルがカッコ良かった。
そのときの印象のまま、
最近アマゾンビデオで「キョーダイン」を観たのですが、
・・・
ノリはロボコンですね。。。
コメディタッチのヒーロー物でした。
思い出だけが美しいのですね(泣)
仮面ライダーV3風見志郎(宮内洋)/ライダーマン結城丈二(山口 暁)
【悲報】本当に人造人間になってしまった宮内洋
仮面ライダーV3を演じた宮内洋さんは、
2008年、体内に人造いや人工血管を入れる手術を行った。
生死に関わるような大手術だったようで、本人曰く
「本当に人造人間になってしまったかな」
だそうだ。
・・・・・・・・
ここでナレーション。
閉塞性動脈硬化症によって瀕死の状態に陥ったが、
ドクターにより人工血管手術を受け、蘇った!」
ライダーマン結城丈二役、山口 暁(豪久)は若くして急逝
出典 http://image.space.rakuten.co.jp
山口豪久(やまぐちたけひさ、本名は山口智之)さん、
ライダーマン当時の芸名:山口暁さんは、
肝臓がんのため、41歳の若さで亡くなっています。
この頃は俳優業と、飲食会社の幹部として働いていたそうですが、
ライダー全員集合で、ご本人が登場できないというのは
仮面ライダーファンとしては寂しいですね。
ちなみに長女の山口貴子さんも女優で、
仮面ライダーのプロデューサー、平山亨が監督を務めた
特撮ヒロインドラマ、「侵略美少女ミリ」で出演している。
山口豪久さんが主演した電人ザボーガーのリメイク
この作品は、板尾創路主演で残念ながら(当たり前ですが)
山口豪久さんは出演されていませんが、
リアルタイムでザボーガーを見ていたファン層の
評価が高いです(^^)
続いて、山本リンダなどが登場する
仮面ライダーシリーズの中でも見逃せない主要回、
オススメ回を紹介します!
続いて「おまけ」として、
面白いエピソードや名場面が観られる
仮面ライダーの放送回をご紹介します!
(Amazonで、たった108円で動画が観られます)
仮面ライダー(初代)の見どころ回
仮面ライダー第1話「怪奇蜘蛛男」(1971年)
2号ライダー、一文字隼人初登場。第14話「魔人サボテグロン」
本郷猛役の藤岡弘、が大怪我を負ってしまったため、
急遽ストーリーに加えられ、結果的に大ヒットしたのが
仮面ライダー2号の一文字隼人です。
佐々木剛さんの出世作でもありますね。
この回は、一文字隼人の初登場だけでなく、
立花藤兵衛の拠点が、スナックからレーシングクラブに
変わるという設定上の変化があった重要回。
山本リンダや島田陽子など主要キャストも引き続き豪華です。
魔神サボテグロンは、プレステ用ソフトの名作
「仮面ライダー」にも登場するなど、主要な怪人の一人ですね。
仮面ライダーに出演していた山本リンダ(Amazonビデオより)
仮面ライダーV3の見どころ回
恐怖のスタント!50メートルの煙突に立つ男~第4話「V3の26の秘密!?」
仮面ライダーV3のスーツアクター、中屋敷哲也さん。
数々の仮面ライダーを演じたスタントマンですが、
第4回では地上50メートルの煙突の上に、なんと!
「命綱なし」
でV3スーツを着用したまま立つ、という
恐ろしくも迫力あるシーンが観られます。
当時だから許されたのですかねぇ~
足場の幅は、15~20センチ程度しかなく、
リハーサルで足場が一部崩れたとか。
一歩間違えたら本当にヤバいシーンだと思います。
結城丈二「ライダーマン」登場回!V3~第43話「敵か味方か?謎のライダーマン」~
若くして亡くなってしまった山口暁さん演じる結城丈二は、
敵組織デストロンの科学者だった、という設定。
デストロンに裏切られ、葛藤しながら自らの肉体を
改造する悲哀のヒーローです。
他の改造人間と違い、
人間部分が大きいサイボーグというのも
結城丈二の魅力ですよね。
明らかに見た目はショッカーなデストロンの科学部員が、
(メキシコプロレスのルチャ・リブレ様のマスクを被ったオッサン達)
科学者「結城丈二」をかばって
「結城さん!」
と叫ぶシーンは感動して良いのか笑って良いのか
微妙な気分になる名シーンかと 笑