ノーベル経済学賞を受賞したアンガス・ディートンの考えに対するこのネットのトピックが、富やお金を考える上で非常に興味深かった。
【経済】「ザッカーバーグが金持ちだから、誰かが貧しいわけではありません」|ノーベル賞経済学者が語る「格差と幸福とトランプ政権」 [H29/3/1]
From Financial Times (UK) フィナンシャル・タイムズ(英国)
Text by Shawn Donnan
格差と健康や幸福の関係について、長年研究してきた経済学者のアンガス・ディートンは、2015年にその功績が認められてノーベル経済学賞を受賞した。
グローバリズムを支持し、貧しき者に寄り添う目線でミクロ経済学を発展させてきたディートンは、昨今のトランプ旋風やポピュリストの台頭をどう見ているのか。
英経済紙の記者がピノ・ノワールを傾けながら話を聞いた。
(略)
著書のなかでディートンは、進歩と格差との間には切っても切れない関係があると述べている。豊かさとイノベーションについての彼の見解は複雑だ。
「マーク・ザッカーバーグはフェイスブックを起業して大富豪になりましたが、彼が誰かを貧困に追い込んでいるわけではありません。
だが、自動運転車のこととなると話はまったく別です。これによってトラック運転手をはじめとする数百万人のプロのドライバーたちが職を失うことは明白だからです」
「経済成長にとって格差は悪か」という問いは、ディートンに言わせれば「イエスかノーの答えを期待するべきではない浅はかな質問」ということになる。
だが、富裕層の人々や大企業が金の力で政府を意のままにするせいで生じた格差は、それとは別の問題だ。
「それこそが最悪の状況です。自らの財力にものを言わせて政治に影響を与え、私腹を肥やそうとする人たちが生み出す格差こそが、問題の核心なのです」
幸福についての分析は、ディートンが取り組んでいる研究のなかで最も知られたものの一つだ。彼はかつて人の幸福度は、
年収が7万5000ドル(約840万円)に達した時点でピークを迎えると論じた。
続き クーリエ 全3ページ
http://courrier.jp/translation/78231/
当たり前の事ともいうけど
グローバリズムがもたらすのは先進国途上国関係なくザッカーバーグのような一部の富豪だけが光り輝ける世界だろ
ちがう、人並み外れて光り輝く才能と努力とチャンスをつかむ運があって金持ちになったわけだろ
なんでも金持ちのせいにする癖は良くない、と言うことだな
で、おこぼれは何かもらえましたか・・・?
多かろうが少なかろうが、自分の手で稼ぎ出すんだよ
おこぼれをもらうみたいな感覚は、それこそまさに拝金主義の腐り果てたような発想だわ
生きていく上での必要以上に金の虜だね
ってことを小学校の家庭科の授業で学んだな
共産党は宣伝して、
いくつかの国で実行したわけだが、
平等になったかね?
ソ連や共産党支配下の東欧は平等な社会だったかね?
シナ(china)や北朝鮮は平等な社会だろうかね?
結果どころか機会の平等さえ無いのではないかね?
慈善事業をやれってんじゃなくて、国民国家の枠組みの中での再分配を強化しろと言いたい
グローバリズムでは格差是正はできない
金持ちがいるから俺の所まで回ってこない論は非常に有り難い慰めだからな、誰も止めないよ
鳥越が選挙落ちて都民がバカだから言うのと根っこは一緒さ、周りはハイハイ言うぐらいしかないねw
それによって何が起こったかというと貧困化と戦争だったからな
グローバリズムが現実に何を起こしているかが見えないの?
如何にもアメリカらしい発想だな。これだから技術大国のアメリカで産業用ロボットが売れない訳だわ。
FBに限定しないでSNS全般で判断しろよw
メディアが仕事取られたってピーピー鳴いてんのが直ぐ聞こえるぞw
多数のお金を所有する人間は、何千何万人の人間の努力した成果を、一人で得ているということになる
労働という観点で、一人の人間が何万もの人々と等価値になること、それは歪な構造だ
なぜなら一人の人間は一人の人間にすぎず、何万人もの人間の労働と等価値になるものなど所有していないからだ
一人で二人分働く人間はいるだろう。それは分かる
しかし、極端な貧富の格差は、およそお金という構造がなければ有り得ない歪な現象であり、是正されるべきポイントだろう
でも実際の話として、
CDを出せば100万枚売れるアーティストと100枚も売れないアーティストがいるだろう。
同量の仕事をしたから彼らは同量の取り分があると思うか?
>誰かが生み出した生産性
個人的には因果関係が逆転してると思うよ
通貨制度は本来先払いの借り入れ取引の道具であり、生み出された生産性ではなく
生み出す予定の生産物に対する差し押さえの権利書、つまり約束手形などが原点なはず
これが広く転用可能となったものが通貨制度と言えるかと思う。
つまり、本来商品に対し先に出される借用証であったものが、労働という商品に対しては
慣習的に後払いが出来るようになり、矛盾が増えた結果通貨制度の弊害性が増し
結局の所現状としてこの“歪な現象”は通貨制度に付き物であり
国家制度に関係なく是正できないポイントと考えた方がいいように思うよ。